晩御飯が出来たよと呼びに来た家族という日常オチが安心するようで後からゾッと来ませんか?(主に私の考えすぎ)
夏真っ盛りですね。
このぐらいの暑さになると、
涼しくなるためにとYouTubeやテレビの特番に組まれる怖い話、
幽霊は居るのか居ないのか?
なんて話題のひとつとしてあげられたりする…
筆者は居ても居なくてもこちらに害をなさなければどっちでもいい派なのですが、
決して怖くないというわけではない。
イメージする幽霊は、真っ白い肌にボロボロの服に髪の長い女性で…
と書き出してみてふっと疑問に思う。
怖い話に出てくる幽霊は何故、人の形が多いんだろうか?
スマホの絵文字変換だと人間とは程遠い形で、
飼っていた動物の霊との話はまだしも
カマキリ、蟻、蝶とかの虫の幽霊が出た話は聞いたことない。
ここまで来るとミジンコみたいなミクロの霊も
視認出来てないだけで存在しているのかもしれないのかとワクワクしていたが、
顕微鏡のあの映像で実体があるかどうかなんて誰が証明するんだと…。
やはり、幽霊の存在を否定して怖い話自体を無くしてしまっても…とも考えたが、
幽霊という存在が無かったとしても
怖い話という大元のジャンルが無くなることはないと思う。
なぜなら怖いという感覚は幽霊に限った事ではなく、
仮に幽霊(もしくはオバケ)という名前ではなく別の名称で呼ばれ、
恐怖の対象という意味では変わりないのではと考える。
その証拠に怖い話のジャンルにヒトコワという、
生きている人間が関わる怖い話というのもある、
どうしてそのような行動、思考をするのかと怖くなったり、
疑問に思ったりと何かしらの感情を抱くことはあるだろう。
ここまでつらつらと述べて思ったことは、
結局幽霊でも人間でも
【わからないという事が一番怖い】
ということだ。
昔、雷は神の怒りだと言われていた。
科学が発展した現在では雷を説明することが出来るが、
それを知らない人にとっては突然の光と大きな音、
そして落ちた場所によっては火災が起こる…。
この現象が起こった原因は何か?
それは同じ人間以外の力で、
それは神による怒りだと誰かの考えが人から人へ伝わり
共通で認知することによる対策を考えてきたのだ。
昔よりは発展したとはいえ、
人類はまだまだ知らないことのほうが多い。
幽霊に関しても居ない事を完全に説明できないから
今まで恐怖の対象として語られているのではないか。
この文章を書きながら妙な眠気と頭痛に襲われるのは単に睡眠不足なのかそれとも……。
(2022/8.23)
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